先物取引の仕組み

商品先物取引の大原則


商品先物取引の大原則

商品先物取引を 一言で言えば、
「将来の一定時期に売買をする事を約束してその価格を決めておく取引」
のことです。
将来のものを”売る””買う”と、思うかもしれませんがこれが先物取引の面白い特徴となっています。


リスクヘッジについて

ヘッジとは日本語で言うと、“回避”という意味です。
つまり、リスクヘッジは価格変動による損失を避ける行為のことです。
ふつうは、メーカーや商社などがリスクヘッジを目的として取引に参加します。

「リスクヘッジ」は個人投資家の方には直接関係がないかもしれませんが、リスクヘッジを目的として取引に参加するメーカーや商社の注文は、市場の価格に影響します。


資産運用としての先物取引

普通、何かを売る時には、“物(商品)”が必要ですよね?また、何かを買う時にも、その分の資金が必要です。
商品先物取引では、商品や総代金を用意する必要はありません。

先物取引は「将来の一定時期に商品を受渡すことを約束して行う」取引です。ところが、約束の期日が来る前にいつでも、当初と「反対の売買」をすることによって取引を終了させることができるのです。
(つまり、初めに買っていれば「売り」、売っていれば「買い」を行うことによって取引を終了することができます。)
ですから手元に商品や総代金がなくても、取引に参加することができるのです。


商品先物の必要性

私達は、日々の生活の中で輸入原料をもとに作られている物を使ったり、食べたりしています。もし、その価格が高くなったらどうなるでしょうか。
日々の生活の中では価格が安定していた方が安心です。そこで商品先物取引が必要となってきます。
先物取引の次の特性によって、価格は安定するのです。


「価格形成機能」「市場のメカニズム」

先物価格は、将来の商品の需給を予測して決められるため、そこには膨大な量の情報が集まります。
そして、その情報を元に適正な価格が事前に形成されるため、情勢に流されて価格が暴落・暴騰したりせず、値動きが穏やかになるのです。また、たとえ価格が大きく変動しそうでも、企業や家計は将来の価格である「先物価格」に合わせた行動をとるため、結局値動きは安定する傾向にあります。

以上のような「価格形成機能」、またその価格がもたらす効果は、現在のような不透明な時代には欠かせないものとなっています。


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