先物取引の仕組み

商品先物取引を行うには


商品先物取引を行うには

実際に市場での注文は「商品取引員」が行います。この「商品取引員」とは、取引所法に定められた資格要件を備え、それぞれの主務大臣の許可を受けている会社のことです。
先物市場で「直接」売買注文が出せるのは商品取引所の会員に限られている為、取引を希望する方は委託注文の代理執行を業とする「商品取引員」を通じて参加することとなります。

またそれに関連する登録外務員とは商品取引員の社員で、日本商品先物取引協会が実施する試験に合格した人員のことです。
実際にマーケットの情報やアドバイスを与えるのが「登録外務員」となります。


商品先物の価格変動要因

先物の商品の価格は、将来の需給を予測して決められます。
つまり、常に変化する政治経済の動向、流行など社会環境の変化や異常気象などをいち早く予測し、それらを織り込んで「先物価格」は形成されるというわけです。それ以外にも「人気」により価格が動くこともあります。

例)東京金の価格変動
上がる要因
下がる要因
為替レート(円高)
為替レート(円安)
インフレの鎮静
インフレの再燃
金生産国の増産
金生産国の政情不安
中央銀行の金売却
中央銀行の金購入
緊張緩和の定着
突発的な政情不安
原油価格の下落
原油価格の高騰
実質金利の上昇
実質金利の低下
欧米投資家の売却
金関連需要の回復



商品先物の種類

「株式」や「債権」にもたくさんの種類があるように、商品先物取引にも様々な商品があります。
また、ひとつの商品の中でも、取引期間が「長いもの」と「短いもの」があり、様々な商品から自分に合った商品(銘柄)を選ぶことができます。

アメリカに比べると、まだまだ商品の種類は少ないですが、商品先物取引の重要性が高まっている今、日本でも、商品の種類は増えてきています。
現在の上場商品
東京穀物商品取引所
小豆・IOM一般大豆・Non−GMO大豆・大豆ミール・トウモロコシ・粗糖
アラビカコーヒー・ ロブ スタコーヒー
東京工業品取引所
金・銀・白金・パラジウム・アルミニウム・ゴム・ガソリン・灯油・原油
関西商品取引所
小豆・IOM一般大豆・NON-GMO大豆・国際穀物指数・粗糖・生糸・コーヒー指数
大阪商品取引所
ゴム(RSS3)・ゴム(TSR20)・天然ゴム指数・綿糸20・綿糸40・アルミニウム・ニッケル
福岡商品取引所
小豆・IOM一般大豆・Non−GMO大豆・大豆ミール・トウモロコシ・ブロイラー



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