資金管理の心得

何が重要かを考える

書店に行くと、株式を中心として様々な投資関連書籍や雑誌があふれかえっています。
「これから上がる○○の銘柄」「○○式短期売買法」などと言ったものは、書店に入れば必ずと言って良いほど目にかけます。

ついついそこで紹介されている銘柄や投資法に傾倒してしまいそうですが、基本的には、こういった書籍・雑誌の内容は、疑って掛かるのが無難かと思われます。
※一切信用するなという訳ではありませんが。。

理由は至って簡単で、出版社の目的は私達を儲けさせることではなく、私たちが面白いと思う記事を書いて販売し、その収益を上げることが目的だからです。記事を読んだあなたがきちんと利益を上げられるかどうかは、二の次な訳です。
また、その情報が誰でも知っているような既知の情報になった時点で、その相場はすでに終わっているという事も言えるかも知れません。

投資で全員が儲けることはありえません。
特に先物取引は、株式とは違って損と得の総計が0になるゼロサムゲームですから、誰かが得をすれば必ず誰かが損をします。

必然的に、他の人と同じ投資行動を取っていれば、遅れを取るほど負ける可能性は高くなると言えます。遅れを取るまいと必至になっても、一般の個人では限界があります。また、いま儲けることが出来る投資法や銘柄があったとしても、来月には通用しないかも知れません。

結論としては、投資にあたっての戦術は自分で発見し発展させ、また必要に応じ変化させていくべきということであり、もうひとつは十分な経験値を積む前に相場から強制退場させられないように、いつの時代も変わらない投資のルール(普遍の法則)を身につけることから始めるべきであると言えます。


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