投資お役立ち情報

ポジション保有期間によるトレード分類


スカルピング

日本語では「小掬い(こすくい)商い」と訳されます。ポジションを保有する時間は数秒から数分程度です。
1通貨単位当たり数銭の利益で手仕舞いし、小さな利益を積み上げていきます。損失が出たらすばやく切ります。リターン、リスクとも小さいのですが、小さな利益を積み上げても、1回の大きな損失で利益を失うこともあります。

スカルピングは、コスト(スプレッド+手数料)の小さい環境で行う必要があります。


デイトレード

日本語では「日計り商い」と訳されます。ポジションを保有する時間は1日以内、翌日に持ち越しません。

翌日に持ち越さないことからリスクが限定されますが、日内の変動が大きければ、十分に利益を得ることができます。ただし、株式(株価指数)や商品先物では取引時間が限られているので、取引時間外に生ずる価格変動のリスクを避ける意味でデイトレードが有効です。


スイングトレード

ポジションを保有する時間は数日間です。デイトレードよりも大きな利益を狙いますが、逆に損失が大きくなることもあります。

外国為替の場合、指値(リミット)、逆指値(ストップ)で利益確定、損失確定を行えるので、ずっと相場を見ている必要がありません。スイングトレードではトレードの回数も少ないので、気楽にトレードを行うことができますし、他の仕事を持っていても取り組むことができます。


ポジショントレード

ポジションを保有する時間は数週間から数ヶ月です。
スイングトレードよりも大きな利益を狙いますが、逆に損失が大きくなることもあります。一般にスワップも無視できない額になるので、高金利通貨のロングの場合はスワップも狙えます。高金利通貨のショートの場合はスワップ支払のため、不利になります。

損失が大きくなるため、高レバレッジの取引にはあまり適した手法ではありません。低レバレッジの取引、あるいは外貨預金、外貨MMFに適した方法と言えます。


長期投資

ポジションを保有する時間は1年以上です。
大きく値上がりすることもある株式投資にもっとも適した手法であり、外貨預金、外貨MMFの場合にも長期投資が考えられます。
しかし、価値下落のリスクを負うため、トレーディングには十分に注意する必要があります。


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