先物相場の心得

大切なのは本業を頑張ること

「投資は不労所得であるべきです」
当たり前のことのように思いますが、図らずも投資行動を「労働」にしてしまっている人は、意外と多いものです。

あなたが仕事をしている最中、こんな経験はありませんか?
●値動きが気になって仕方ない
●休憩に出て、手元の携帯電話で確認・注文
●ついつい担当の外務員に電話をかけてしまう

ご自身が仕事に打ち込むべき時間に、他の事を考えてしまう、別の行動を取ってしまう。これは、実質的には労働をしていることに他なりません。
つまり本業の時間を削って、代わりに投資に時間を割いてしまっていることになります。

本業に手が付かないことになるとどうなるか?

もちろん、仕事のミスをする可能性が高まるでしょうし、結果が上がらないかも知れません。精神的に余裕を持てない状況になると、対人関係に影響するかも知れません。
しかも、時間を割いたはずの投資で実績を上げられるかどうかの保証はどこにもありません。ナーバスになりすぎると、冷静な判断をすることが困難であると考えられるため、よい成績を出せない可能性の方が高いと考えるべきでしょう。

結果、本業で昇格できない、給与が減ってしまう、しかも投資で損失といったトリプルパンチに見舞われることも大いにあり得る訳です。

ほとんどの方は「労働に供した対価」として「給与」をもらっています。人によって多寡はあるでしょうが、まずは毎月必ず利益が出るということは、すごい事だという意識、大切にすべきという認識を持っておくことが重要です。
そして本来は、その必ず貰える給与の額を上昇させることが、最も確実・高効率の収益であると考えられます。

従って、まず第一に大切なことは「本業を頑張る」ことだと言えるでしょう。


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