外国為替証拠金取引FXの仕組み

外為取引のリスク管理

外為取引のリスクについて

為替リスクは、実際に売買する外貨の額に比例しますから、この点は外貨預金と同じです。ただし、外国為替証拠金取引の場合は、実際に売買する外貨の10分の1以下の証拠金で取り引きできますから、見かけの(投入資金に対する)リターンもリスクも大きくなります。

また、取り扱い業者が倒産した場合、業者に預けてある証拠金を取り返せなくなることもありますから、信用できる業者を選ぶ必要があります。


外為取引のリターンについて

必ず儲かる、などということはあり得ません。平たく言えば、どちらの通貨が値上がりするかに賭ける「丁半」バクチのようなものです。
ただし、偶然に100%左右されるバクチとは異なり、テクニカル分析・ファンダメンタル分析等をきちんと行い、戦略を立て、かつリスク管理を怠らなければ、利益を得られることが多くなります。

外国為替証拠金取引の場合、外貨預金等とは異なり、「売り買いどちらからでも始められる(どちらの通貨にでも賭けられる)」、「コストが小さい」、「少額の証拠金で多額の外貨を扱える」という特徴がありますから、外貨預金等よりも有利と言えるでしょう。
ただし「信頼できる業者」を選び、「情報を収集して」、「自己責任で投資する」ことが条件となります。


外国為替証拠金取引のトラブル事例

外国為替証拠金取引業者は従来、主だった規制を受けていませんでした。
そのため業者と顧客の間にトラブルが絶えず、平成17年7月より金融庁が監督することなったと言う経緯があります。ルール上のリスクやリターン以外に、取引業者自体に対する見極めも必要になります。

なお金融庁によれば、国民生活センター等に寄せられた相談には次のような事例があります。

●取引の内容を理解せず、また、十分な説明を受けないままに取引をしてしまった。
●電話や来訪で強引に勧誘された。
●リスクの説明はなく、元本割れはしないと言われ契約したが、元本割れした。
●必ず儲かると言われ取引してしまった。
●解約を申し出たにもかかわらず解約に応じてくれない。
●取引を終了したが、精算金がなかなか入金されない。


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