外国為替について


為替(かわせ)とは

手形や小切手によって貸借を決済する方法です。遠隔地とお金のやりとりを行うために用います。
現代では、銀行や郵便局の口座振替・払込が、為替の役目を担っていますが、郵便局で郵便為替を使ってお金を送ることもできます。
また、後述の「外国為替」の意味で「為替」と略して呼ぶ時もあります。

外国為替とは

外為(がいため)とも略されます。英語ではForeign Exchange、略してForex、あるいはFXと書きます。
通貨が異なる国際間の貸借関係を、現金を送付せずに、手形や小切手などを使って、振替決済する方法です。現代では、銀行を使って送金が可能です。この時に用いられる通貨間の交換比率が外国為替相場です。本来の為替の意味から考えると、外貨両替は外国為替の範疇に入りません。ただし、英語のForeign Exchangeには外貨両替という意味もあります。

円高・円安とは

昔は1ドル360円という固定相場でした。でも、現在は変動相場制になっており、外国為替相場は常に変動しています。
(国によっては自国通貨を安定させるため、固定相場制やペッグ制などを実施しています)

円高とは他の通貨と比べて円の価値が上がること、円安とは円の価値が下がることを意味します。一般的には、米ドルに対して円高・円安と言われています。昨日の相場が1ドル110円だとすると、1ドル109円になれば、より少ない円でドルが買えるわけですから円高(ドルの立場からはドル安)、1ドル111円になれば、ドルを買うのにより多くの円が必要ですから円安(ドルの立場からはドル高)になります。

外国為替取引とは

外国為替相場は、さまざまな理由で変動します。この相場の変動を利用して利益を得る、あるいは損失を防ぐために、さまざまな取引がなされています。
例えば、ドルが値上がりすると予想すればドルを買い(例えば、1万ドルを100万円で買って)、値上がりしたところで売れば(買った1万ドルを110万円で売れば)、利益を得ることができます。ただし、逆に値下がりすれば損失となります。

様々な外国為替取引

現在、日本では低金利であることから、外貨に投資することも一般的となっています。
銀行で扱っている外貨預金や証券会社で扱っている外貨MMFはその代表例です。ただし、これらは外貨額全額に相当する日本円を用意する必要がありますし、外貨が値下がりすれば損失となります。

これに対して、外国為替証拠金(保証金)取引は、預けた額の数倍〜数十倍の外貨を取引することができ、少ない金額で大きな利益を得ることができるほか、外貨を売ることで、外貨の値下がりによっても利益を得ることができます。株式取引で言えば、信用取引のようなものです。
ただし、為替相場は株価ほど大きくは変動しないので、証拠金(保証金)の数倍〜数十倍の取引を行うことが普通です。


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